リモートワークが浸透したおかげで世界中どこに住んでいても仕事ができるようになりました。
現在トロント在住の私も、カナダから日本の企業様と取引をさせていただいております。
既に海外に住んでいる方や、これから海外移住を目指されている方の中にも、フリーランスや副業として海外から日本の案件を受注したいという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、海外在住者向けにリモートワークの探し方や、海外からでも仕事が探せるクラウドソーシングサイトを紹介します。
海外在住でもできる完全リモートワークを探している人や、海外在住でもできるリモートワークには何があるのか知りたい人はぜひ参考にしてください。
海外在住でもOK!リモートワークの探し方やサイト紹介
まずは、海外から仕事を探す方法と、初心者でも比較的簡単にリモートワークを探せるサイトを5つ紹介します。紹介してるサイトは、登録も簡単なのでぜひ登録から始めてみてください。
海外からフルリモートの仕事を探すならクラウドソーシングサイト
海外在住でも、さまざまなWebサイトからリモートワークを探すことができます。
代表的なものはクラウドソーシングサイト。クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人がWebサイトを通して案件を発注することです。
クラウドソーシングサイトであれば、海外在住でもOKの完全フルリモートワークが多く掲載されています。また、スキルがあればスキルシェアサイトも活用できるでしょう。
その他には転職サイト、求人サイトでもフルリモートの求人を探せますが、正社員などの求人が多いため、海外在住者向きではありません。
海外からでも仕事が探せるサイト5選
初心者でも簡単に登録して、フルリモートワークを見つけられるサイトを紹介します。今回紹介するサイトは次の5つです。
- CrowdWorks(クラウドワークス)
- Lancers(ランサーズ)
- coconala
- ReWorks
- 求人ボックス
【CrowdWorks(クラウドワークス)】総合型クラウドソーシングサイト
CrowdWorks(クラウドワークス)は、個人・法人問わず、業務委託の仕事をインターネット上で発注・受注することができる業界最大級の仕事のマッチングサイトです。依頼はオンライン上のやり取りのみになるので、国内外問わずリモートワークを受注できます。
報酬の支払い形式は、運営側が報酬をクライアントから事前に預かり、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、受注者は安心して仕事に取り組めます。
Webデザイン・記事執筆・経理などといった仕事の種類別や、形式別(コンペ方式、プロジェクト方式、タスク方式)、報酬別に仕事を探すことができ、最近の応募・閲覧履歴に基づく、オススメの仕事一覧がマイページの下に出てくるので、取り組みたい仕事を探しやすくなっています。
【Lancers(ランサーズ)】日本最大級のクラウドソーシング依頼サイト
Lancers(ランサーズ)もクラウドワークス同様に、Web製作・Webデザイン・ライティングなど、350種類以上の仕事を発注・受注することができるクラウドソーシングサイトです。
仕事の種類別や、形式別(コンペ方式、プロジェクト方式、タスク方式)に仕事を探すことができます。
案件数ではクラウドワークスが多いですが、ランサーズにしかない案件も多く掲載されているため、クラウドワークスとランサーズの両方に登録しておくと良いでしょう。
【coconala】No1.スキルマーケット
coconalaは、クラウドソーシングサイトと違って、スキルを売るという形式になっています。
WebデザインなどのITスキルがなくても、「恋愛相談」「ライフコーチ」といった多種多様なスキルを販売できるのが大きな特徴です。
また、他のクラウドワークス同様に企業からの依頼を検索することも可能です。人気のスキルはWebデザインやイラスト制作などですが、転職や恋愛について「経験」も人気です。
【ReWorks】フルリモート求人特化型転職サイト
ReWorksは、フルリモート特化型転職サイトです。
こだわりの条件別検索や、新着の求人情報から仕事を選ぶことができます。また、スカウトの機能や、オンライン講座、お役立ち情報も掲載されているので完全未経験の場合にはこういった機能も活用できます。
正社員や契約社員の案件も紹介されているため、安定した収入を得たい方に向いています。
【求人ボックス】正社員からフリーランスまで選択肢が豊富な求人サイト
求人ボックスは求人サイトですが、検索条件に「海外在住 リモート」で検索すると、海外在住でもマッチする求人を見つけることができます。
2022年の8月現在では、「海外在住 リモート」でヒットする求人情報は3,641件と、豊富にリモートワークが紹介されています。
正社員はもちろんのこと、業務委託案件もあるためフリーランスとして活動している方でも案件を探すことが可能です。
海外在住者におすすめのフルリモートワーク
ここでは、フルリモートワークが可能な5つの職種と、その理由を解説します。
これから海外移住を目指している方や、海外在住でこれからスキルを身につけたい方などは、フルリモートワークが可能な職種を知りたいという方はぜひ参考にしてください。
Webエンジニア・デザイナー
Webエンジニア・デザイナーは、パソコンとインターネット環境があれば仕事を始められるため、リモートワークに適した職種です。特にエンジニアは人材不足が顕在化しており、かなり海外在住者でも仕事が見つけやすい傾向にあります。
翻訳・通訳
海外在住で、その国の言葉が堪能であれば、翻訳や通訳の仕事もできます。翻訳の仕事は、一般的な求人サイトから見つけることもできますが、翻訳や通訳に特化した求人サイトからも探せます。
Webライター
Webライターは、企業や個人が運営するサイトやブログの記事を執筆する仕事です。コンテンツマーケティングの普及に伴い需要が拡大しました。比較的に初心者でも始めやすいことから、フリーランスとして独立を目指している方に人気の職種となっています。
動画編集
YouTubeが人気になったことから、クラウドソーシングサイトには多くの動画編集の案件が募集されています。リモートワークの動画編集は、契約形態の多くが業務委託のため、フリーランスや副業にむいている職種です。
データ入力・事務
事務の仕事も、オフィスに出社せずに働くことができます。書類の作成やデータ入力など、パソコンに向かう作業のほか、会社宛の電話番号を社用携帯などに転送設定することで、電話への対応も可能です。事務の仕事は正社員や契約社員といった雇用形態が多いため、安定した収入を得たい方に向いています。
海外からリモートワークをするメリットとデメリット
私の実体験をもとに、海外在住しながら日本の企業でリモートワークを行うメリットとデメリットを紹介します。
海外在住でリモートワークをしようか迷っている人は、メリットとデメリットを考慮した上で自身に向いているかどうかの判断材料にしてください。
海外からリモートワークをするメリット
日本企業で働く大きなメリットは、言葉が通じるということでしょう。そのため、現地の言語がそこまで得意ではない人には、海外在住でのリモートワークがおすすめです。
言語の壁がないので自信がやりたい職種にチャレンジしやいのも利点です。
海外で働く場合には、ネイティブスピーカー達がライバルです。スキルがあっても言語が原因で仕事が取れないということもあるでしょう。日本の企業であれば言語の壁がないため、現地よりも自分が本当にやりたい職種につきやすくなります。
また、現地の物価や通貨価値が日本よりも低い場合には、為替の関係上日本円で稼ぐ方が良いでしょう。
海外からリモートワークをするデメリット
日本と現地時間に時差がある場合には、仕事が現地時間の夜間になることがあります。夜型の生活を好む人には良いですが、朝方の人には向いていないでしょう。
時差が大きい場合には、MTGなどのコミュニケーションがあまり必要ない職種を選択すると、時差によるストレスを軽減できます。
海外在住でもリモートワークは可能
デジタル化が進み、働き方が多様化しているなか、日本の企業でも海外在住者を採用してる企業は増えてきました。実際に、私の周りにも海外からリモートワークで働いている人は沢山います。
既に海外在住の方も、これから海外移住を検討している方も、ぜひ本記事で紹介しているサイトからリモートワークを見つけてください。